私は2007年頃にエイブラハムの引き寄せの法則と出会いました。それまでも精神世界だけでなく潜在意識や自己啓発や成功法則に関する本もいろいろと読んでいましたが、引き寄せの法則のメカニズムを知り目からウロコが落ちました。
エイブラハムはエスターヒックスによるチャネリングにより、エスターの口を使って語っています。高次元の存在の集団だそうです。エイブラハムのシリーズ本は多数出版されており、私も大半を読みましたがお薦めは赤い本と青い本です。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 (引き寄せの法則シリーズ)
実践 引き寄せの法則 感情に従って“幸せの川”を下ろう (引き寄せの法則シリーズ)
私はこの二冊で人生が変わったと言っても過言ではないくらいに良い影響を受けました。何より自分の感情の扱い方がわかったのが大きかったです。
赤い本は引き寄せの法則のメカニズムについて詳細にわかりやすく書かれています。青い本はその実践版です。実際に意図的な引き寄せを生活の中で実践しようとすると必ずうまく行かないことに出くわします。
その時にどうやって対処していけばよいのか、具体的な事例が豊富に紹介されています。そしてどんな時でも自分の気分を少しでもましな方へとシフトしていくことが引き寄せのキモの部分なのです。
「気分転換」とは普通に使われている言葉ですが、この気分転換こそが人生の舵を握っていると言ってもいいでしょう。つらい現実を望む現実に変えていきたいのであれば気分転換の達人になる必要があります。
引き寄せの法則の実践は、自分の気持ちに敏感になることです。自分の感覚や感情にいつも気づいている必要があります。そして自分を大切に扱うことでもあります。そして、それは自分に対するヒーリングでもあります。
自分の内なる存在との波動を同調させていく。愛と調和に満ちた本来の自分に還る道でもあるかと思います。引き寄せの実践をすることは単に欲を満たすだけではありません。最初のきっかけはそうかもしれませんし、世間では願望を満たすツールのように思われている部分もあるかもしれません。
しかし、引き寄せの実践を進めていくことは自分を深く癒すことにも繋がっていると感じています。望みを引き寄せるためにはいつも自分の感情に丁寧に気づいている必要があります。
今まで気づけていなかった感情にも気づくことも出てくるでしょう。そうやって自分自身に深く向き合っていくことは、単にヒーリングの施術を受けることよりも深く自分を癒すことに繋がっています。