- Blog記事一覧 -3月, 2021 | 仙台市のヒーリング・スピリチュアルサロンの記事一覧
3月, 2021 | 仙台市のヒーリング・スピリチュアルサロンの記事一覧
様々な悩みがありますが、悩みの多くは他人と比較することで生じるのではないでしょうか?
皆が持っているのに自分だけ持っていないと悔しい気持ちになったりします。特に日本人は周りに合わせる習性がありますから、自分だけ人と違うのが嫌だという人が多いようです。本当に必要かどうかということよりも、皆が持っているからとか、皆がそうしているからという理由で自分も周りに合わせたくなるのです。
そのように常に他人や周りの評価を基準にして生きていると疲れてしまいます。とはいえ完全に我が道を行くというのもそれなりに勇気が要ることですよね。なのでバランスも大事かと思います。他人と比較しすぎず、自分なりの生き方をしていけば良いのではないかと思います。
他人と比較しないで幸せに生きるコツについてまとめてみました。いつも周りの目を気にして生きている方は参考にして頂けると嬉しいです。
多くの人が無意識の領域で、「皆と同じではなくてはいけない」と思っています。または「皆よりもよい暮らしをしたい」と思っています。幸せの基準が周りと比較するところに設定されているのです。しかもほとんどの場合それが無意識のレベルで設定されています。
子供の頃から周りの子供や兄弟と比較されて成長すると、常に「皆と同じかそれ以上に頑張らなくてはいけない」という思い込みが植え付けられてしまうのです。親の影響も大きいですが親も無意識にそのように子供を育てています。悪気があってそのようにしているわけではないのです。親は親でそのような無意識の思い込みがあるのです。
でも単なる思い込みに過ぎませんから、気づいた段階で自分の中の幸せの基準を変えてやれば良いのです。様々な価値観がありますし、何を選ぶのも基本的に自由です。
ずっと周りや他人と比較して生きてきた人は、本当は自分がどう感じているのかということについて感覚が鈍っている傾向があります。そこで、徹底的に自分の内面に意識を向けていくことから始めます。
内面に意識を向けるとは、具体的には自分の思考や感情に気づいていくことです。通常無意識に思考がやってきて、無意識にいろいろな感情を味わっているのですがそれらの感情にきちんと気づいていくのです。
「自分はこんな風に感じているのか」「自分がこんな風に考えているのか」ということに改めて意識を向けて気づいていきます。
自分の内面に意識を向けていくと、本当の自分の気持ちに気づき始めます。皆が持っているから欲しいと思っていたものが本当はそうでもなかったりします。また、自分がやりたいことに気づくようになります。皆がやっているからとか、世間で流行っているから、という理由ではなく自分が興味を持っていることややりたいことをすれば良いのです。
「自分がやりたいことがわからない」という人はそれでもいいのです。自分の内面を観察することを続けているとそのうちにやりたいことが出てくることもあるし、出てこない場合には無理に何かを始める必要もありません。何もしたくないということもあるのです。それはそれで良いのです。
そのようにしていると、だんだん自分の軸で生きられるようになります。自分の中での優先順位がこれまでと変わってくるはずです。お金や他人からの評価で生きていると苦しくなります。他人の目ではなく自分の中の基準で生きるようになると楽に生きられるようになります。
頭で考えた基準ではなく、自分の内面を観察することで浮かんできたものを大切にすると良いでしょう。それが自分を信じることでもあります。自分の感覚を信頼できるようになると迷いが減ります。直観が磨かれていきます。すぐにそのような生き方にシフトできる人もいれば時間がかかる人もいるでしょう。
それでも良いのです。それすら他人と比較する必要はありません。その人ならではのタイミングがあります。生き方をシフトするタイミングが訪れている人もいればそうでない人もいます。「他人と比較して生きるのはもうしんどいから辞めよう」と思う人は生き方を変えれば良いのです。
見えない世界に興味を持って30年近くなります。
そんな私が考える「スピリチュアルな生き方」についてまとめてみます。
いろいろな解釈があると思いますし、自分の考えが絶対に正しいというわけではありませんが、自分用のまとめとしても整理しておきたいと思います。
まず言葉の定義を調べてみます。
英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態。
引用:Wikipedeia
ウィキペディアではこんな感じでした。一般的には見えない世界や霊的な事柄に関する分野というイメージがあります。もっと解釈を広げると宇宙人や天使や占いや宗教や精神世界全般についての分野でもあります。
様々なジャンルがありますが、私の捉え方を解説します。
基本的な捉え方としては、私たちの目の前に広がる見える世界の背後には法則が存在します。自然の法則や宇宙の法則として知られています。それらをうまく活用して人生に活用していくことがスピリチュアルな生き方と思っています。
交通ルールを知らずに車を運転すれば事故に遭う確率は高まるでしょう。同様に宇宙のルールを知らずに人生を生きればトラブルや災難が起こる確率が上がるのではないでしょうか。宇宙大自然の法則、摂理を理解し実践することで何かと生きやすくなったり健康に豊かに人生を送れる可能性が高まるように思います。
一方で間違った解釈や付き合い方もあります。
目に見えない世界は一切信じないという人もいます。そういう世界は怪しいから嫌いだという人もいます。しかし、法則が存在する以上このような人も法則の支配下にあります。「私は神も仏も信じない」という人が水晶の数珠を身に付けている場合もあります。スピ系は嫌いと言いながら初詣に必ず行く人もいます。
その人の中でスピリチュアルな世界の定義もまちまちですし、それを怪しい世界として遠ざけるのはもったいないような気もします。でもそのような考えで楽しく生きている人もいますから本人が望まない限り周りから無理に世界観を押しつける必要はありません。
リアルな生活の中に問題が多く、現実逃避としてスピリチュアルな世界に救いを求める人もいます。現実を見たくない、考えたくないけど、スピ系の情報はホッとしたり安心したり出来ることも多いのでそこに溺れてしまうのです。
リアルな現実をしっかり生きていくためのスピリチュアルですから、現実逃避のためにその世界に逃げ込むのは最初のきっかけとしては良いかもしれませんが、ずっと問題を先延ばしにして現実から逃げ続けるのはあまり健康的な生き方ではないように思います。
特定のモノや人に対して依存してしまうのも良い関係とは言えません。そのモノがないと不安で生きていけない、その先生やその団体に所属していないと不安になる、という場合には依存してしまっている傾向があります。
様々な効果を謳ったグッズがあります。そういうものを身に付けて安心感が得られたり、実際に効果を感じられるのは悪いことではありませんが、あまりに頼りすぎて依存してしまうとバランスがおかしくなります。個人的には特定のグッズに頼る姿勢は避けたいと思っています。
目に見えない世界のことがわかる人に対して、私たちはすごいと思う傾向があります。宇宙人のメッセージを語るチャネラーや前世を教えてくれるヒーラーや、いろいろなことを見通す占い師など。依存して言いなりになって多額のお金をむしり取られる人たちもいます。
お金を稼ぐことは悪いことではありませんが、目に見えない世界のことは真偽を確かめようがない場合もあります。高額な講座やセミナーに投資してほとんど何も得られなかったということもあります。自分の人生にとって本当に必要なことなのかしっかり見極める必要があります。
最初はうまくおだてられたり乗せられたりしてのめり込んで、あとになって問題が生じたり後悔したりという話も時々耳にします。やはり誰かに頼る気持ちが強いときにそのような目に遭いやすいと思います。
私が考えるスピリチュアルな生き方とは、誰かや何かに頼るのではなく、自分が宇宙の法則を理解して実践して本来の自分を表現しつつ生きていくことと捉えています。
ここで言う「自分」ですが、二つの自分があります。それは「自我」と「真我」です。自我はエゴや思考とも言い換えられます。真我とはハイヤーセルフ、ソース、ワンネスとも言えます。
どちらが正しいとか間違っているというのではなくどちらも自分です。この双方の視点から捉えることで世界が広がります。
自我とは大いなる存在から分離した自分です。この肉体をまとった他人から独立した自分。この自分が幸せになりたいと願うのは人類共通です。そのためにスピ系知識を活用する人も多いでしょう。引き寄せの法則、願望実現、成功哲学といったものは自我の目線がベースになっています。
この自分と思っていたものは実は幻想で、自分は存在しないという考えがあります。非二元やノンデュアリティと呼ばれている世界観です。そこに気づくことを目覚めや悟り・覚醒と言います。分離した自分はいなくて本当はすべてが自分だったと気づくのです。ワンネスとはこの世界がひとつのエネルギーだったと気づくことです。その視点が真我の視点です。
自我と真我の視点はまったく正反対で矛盾しているようにも思えますが、どちらも同時に真理を表しています。
それがわかると世界の見方が変わってきます。
自分が心地よく生きられる視点から、スピ知識もうまく活用して生きていければよいと思います。
■関連記事:スピリチュアルの落とし穴>>
ヒーラーにとって大切なのはその人自身の在り方だと思っています。
テクニックよりもずっと大切なものだと思います。
ヒーリングとは量子レベルの同調であり共鳴です。
ヒーラーの在り方が調和していると、クライアントも自然と癒されます。
それがヒーリングの本質です。
各種セミナーや講座に参加してたくさんのテクニックを覚えている人ほど凄いというわけではありません。
そこはあまり重要ではありません。
それはそれで悪いことではないけれど、もっと大切なことがあります。
一緒にいるだけで癒やされてしまうような存在がいます。
野生のイルカだったり飼っているペットだったり自然の風景だったり。
それらはヒーリングのテクニックを使っているわけではありません。
自然と調和した状態で「ただ在る」のです。
人間でもそういう存在に癒されることがあります。
音楽家の演奏やスポーツ選手のプレーや畑仕事をしているおばあさんや職人の仕事ぶりに触れて癒されることもあります。
それもヒーリングの一種だと思っています。
その人が調和した状態でただ在るときに、そこに一緒にいるだけで自分も癒されてしまうのです。
心が安らいだり感動したりします。
そのような在り方についてさらに詳しく解説してみます。
思考が静かになっています。
穏やかで平安な気持ちです。
瞑想しているときのように心がシーンと鎮まっています。
イライラしていたり、頭であれこれ考えすぎているときにはヒーリングモードには入りにくいです。
思考が静かになるほどに至福感を感じやすくなります。
幸せは一般的には何か条件がついていることがほとんどです。
何かを得たときに幸せを感じます。
しかしそのような条件付きの幸せは長続きしません。
望みが満たされたときは一時的に満足できますが、すぐにまた別の欲求があらわれ、新たに幸せを追い求めるようになります。
ほとんどの人が常に幸せを追い求めています。
裏を返すと「今は幸せではない」ということになります。
ここで言う幸せは無条件に今ここで幸せを感じることをいいます。
今この瞬間にありのままに委ねます。
身体の感覚、起こっている思考に気づきます。
それらを無条件に受け入れリラックスします。
そうしていると穏やかな安心感に包まれます。
音が聞こえる向こうにある静けさに気づきます。
今に在ることでエネルギーと繋がります。
瞑想とヒーリングはいろいろと共通している要素があると思っています。
瞑想をして心と体が静かになると、生理的なバランスも整いますがこれもヒーリングが起きているという見方も出来ます。
余計な思考が鎮まり「ただ在る」ときに必要なことが起こり、ヒーリングの場が創られます。
テクニックよりもそのような在り方が大切と思っています。
【関連ページ】
お金を払ってヒーリングの講座やセミナーに参加すれば誰でもヒーラーになれる時代です。でもセミナーなどに行かなくても誰もがヒーリングの力を持っています。でもそれに本人が気づいていないだけなのでセミナーに行くと気づかせてもらえるのです。
ちょっと信じられないですがセミナー受講後も定期的に「エネルギー使用料」としてお金を徴収するところもあると聞いたことがあります。すべてがそういうわけではありませんがビジネス臭が強すぎるところは敬遠したくなります。
ヒーリングに限らず、○○療法をしていると公言する場合には協会に所属していないとダメとか、そのための年会費を支払うとか更新料を徴収するとかそういうところも結構あります。
私の場合はどうもそういうのが受け入れられずに、ずっと独学でヒーリングの勉強をしてきました。ある程度自分なりに感覚がつかめてきてから確認のためにいくつかのセミナーに参加したり教材を購入したりもしてみました。そして現在はそれらのヒーリング技法に共通するシンプルな本質的なことだけをやるようになりました。
自分が勉強する中でとても参考になったり役に立った本を紹介します。
瞬間ヒーリングの秘密
フランク・キンズロー氏の瞬間ヒーリングの秘密はQEという手法を紹介しています。悟りや目覚めなどについて書かれた本にある事柄とヒーリングが融合した画期的な内容です。独学する中でもっとも大きな気づきが得られた本です。
ユーフィーリング
こちらもフランク・キンズロー氏の書籍です。何もしない状態を意識的に作り出したときに不思議なことが起こるという、魔法のようなことが書かれています。実際に意図的に何かをしようという意識を鎮めてただ内なるやすらぎを感じるようにしていると、何かをしたわけでもないのに変化が起こるという体験をします。
悟りの分野で有名なエックハルト・トール氏の本です。ヒーリングとは直接関係ないのですがここに書かれている内容とフランク・キンズロー氏の一連の著書の内容が非常にリンクしているのです。合わせて読むとより理解が深まると思います。
クォンタムタッチ
リチャード・ゴードン氏による呼吸法とイメージを使ったヒーリングです。身体の様々な不調に対して行なうエネルギーワークです。骨格や内臓にも働きかけます。
クォンタムタッチ2.0
さらに進化版のクォンタムタッチです。ボディヒーリングを超えて、望ましくない観念を癒したり、時空間を超越したヒーリングなどについても書かれています。
施術中にヒーリングをして体の可動域のチェックをすると大幅に変化することがよくあります。施術中はただ服の上からそっと触れているだけで何もしないのでとても不思議がられます。
ただ触れるというのがなかなか簡単なようで難しくもあります。というのはついつい触れながらその部位を何とかしようと力が入ったり、いろいろなイメージを使って変化を起こそうとしがちなのです。
しかし、私のヒーリングは無心にただ触れます。触れているところに静かに気づきます。何かをしようともせずただただありのままに気づき続けます。
数十秒から数分間(その時によって時間は変わります)、触れ続けてそれから関節の動きをチェックすると大幅に動きやすくなったり痛みが楽になったりします。(※効果には個人差があります)
なぜこのような現象が起こるのか考えてみました。
優しく触れられるとオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンが分泌されると以下のような効果があります。
■幸せな気分になる
■ストレスが緩和される
■学習意欲や集中力が向上する
■不安な気持ちを落ちつかせる
■ポジティブになりやすくなる
ホルモンの作用で脳が安心して筋肉の緊張も解けて動きなどが楽になったと考えることもできます。人と触れ合うことで幸せな気持ちになったり安心したりすることは、心身の健康にとって大切なことだと思います。
皮膚に触れるということはその下にある神経にも影響を与えます。私は人やものに触れるときの触れ方にはとても気を配っています。粗っぽい触れ方をすると触れた瞬間に相手を緊張させてしまいます。ものに触れる時も優しく丁寧に触れるように心がけています。
なぜなら普段ものを雑に扱っていては施術の時だけ丁寧にということは不可能だからです。ついついいつもの癖が出てしまうのが人間です。だから日頃からものに触れるときも丁寧さを心がけています。
そのように皮膚に触れることで皮神経に安心を与えます。神経がリラックスすると筋肉も緩みます。それで可動域が広がると考えることもできます。
エネルギーの観点からも考えてみます。無心で触れることでヒーリングエネルギーが私を介して相手に流れます。変化は量子のレベルで起こりますので流れるという表現が適切かわかりませんが、量子レベルで体が変化します。筋肉の細胞も変化して緊張状態から弛緩した状態に変化します。その結果可動域も広がったり痛みが楽になったりします。
私のやっているハンドヒーリングのやり方を紹介します。
細かいことを言うと他にもありますがだいたいこんな手順でやっています。手を当てる時に優しくふわっと当てるのですが接触面が均一になるようにするとふんわりいい感じで触れられます。でも少しでも手に力が入ると緊張が伝わってしまいます。
ふんわり優しく均一に触れるのがコツです。このような触れ方が出来るようになるとそれだけでも相手の身体を緩めることができます。
次にそのように触れた状態で自分の手のひらの感覚に気づきます。どんな感じがするのか言葉を介さずにただ感じて気づき続けます。そうしていると相手の呼吸のリズムも感じるのでそこにも気づき続けます。
そうしていると瞑想している時のようなゆったりした良い気持ちになってきます。同時に自分の呼吸にも気づきます。だんだんじんわりと温かくなってきたらだいたい変化が起きていることが多いです。