- Blog記事一覧 -7月, 2018 | 仙台市のヒーリング・スピリチュアルサロンの記事一覧
7月, 2018 | 仙台市のヒーリング・スピリチュアルサロンの記事一覧
本日「そちらで気功師として働かせてもらえませんか?」というお問い合わせの電話を頂きました。当院ではスタッフを雇っていませんし、募集もしていないので「ここで働いて頂くのは難しいです。」とお断りしました。
現在この方は治療やセラピーのお仕事をしているわけではないのですが、ご自分の手からエネルギーが出ている感じがして、実際に周りの人の身体の痛みをやわらげたりしているのだそうです。
その不思議な力を活かして世の中の役に立てないだろうか、と模索する中で当院にお問い合わせして来られたのでした。とても素晴らしい行動力だと思いました。
ところで私は気功に関しては素人ですし、気功師の募集もしていないのに当院に問い合わせして来られたのはおそらくHPを読んでいただいて何かしら雰囲気を感じ取ってくれたのだと思います。大変に光栄でありがたいことです。
しかし、当院で働いて頂くにはいろいろと問題がありますのでお断りせざるを得ないのですが、ちょうど才能が活かせるところで働けるといいなと思います。この方はきっとそのための相談もしたかったと思うのですが、まだ一度も会ったこともありませんし見ず知らずの人の相談に乗るほど時間や気持ちの余裕もありません。
そんなわけで、当院で開催している多次元操体法の講習会かセッションの予約をされることをお勧めしました。いきなり進路も明確になっていない状態で講習会に参加するのもハードルが高いと思うので、まずは当院のヒーリングのセッションを受けて頂く提案をしました。
それでまた私とご縁が繋がるのであれば真摯に対応したいと思います。
この方はご自分で手のヒーリングの力に気づかれたようですが、実はどんな人でも同じような力を持っています。強い弱いはありますが、ほぼその人の意識の持ち方と関係しています。それと受ける人との関係性にもよります。
誰にでもできるヒーリングのやり方がわかったので、時々当院の一般の方向けのワークショップでもお互いに試してみることがありますが、皆さんお互いにびっくりするくらいにいろいろと不思議なことが起こります。
その場で痛みが取れたり、可動域が広がったり、体が楽になったり、深いリラックス間に包まれたり…。無心に純粋に楽しみながらやる方がうまくいきます。プロの治療家の先生同士でやるときよりも一般の人同士の方がむしろ不思議なくらいに凄いことが起こったりします。
仕事としてやろうとしたとたんに「痛みを取ってあげよう」とか「治さなくちゃ」とか余計な思考が入りうまくいきません。そのような自我を出来る限り捨てるというか、いったんわきに置いた方がうまくいくものです。
気功とかヒーリングというと特別なことに思えますが、基本的には誰でもできることです。あとはその人の訓練次第でその力を高めることもできます。
心と体と魂がほっと安心するヒーリングを行っています。
腰痛のクライアント様が来院しました。40代の女性です。お仕事は自衛官をされています。仙台市内や周辺の市町村に自衛隊の駐屯地が数か所ありますので、当院にも時々自衛官の方が来られます。
どんな職業でもそうですが、なんとなくその人からその職業が連想されることがあります。介護士さんは介護士さんぽく、学校の先生は学校の先生ぽく、銀行員は銀行員ぽくなります。
自衛官の方もやはり自衛官ぽくなります。特に男性の自衛官にそれを感じます。訓練で鍛えていますから筋肉モリモリで日焼けしていて受け答えもハキハキしています。
どんな職業の人も、訓練や習慣によってその職業の役割を演じている部分があると思います。言い方を変えると自分を押し殺して役割を演じているとも言えます。それが自然で無理のない範囲であればいいのですが、場合によっては本当は辛いのを我慢して役割を演じている場合もあります。
そうすると心はしんどいです。しんどくてもやらなくてはいけない、しょうがない、と思っているとその影響がだんだん体に出てきます。その一つの例が腰痛です。
抑圧してきた感情のエネルギーが体に出ると様々な症状を引き起こします。その一つが腰痛です。このクライアント様と対面して何となくこの方の腰痛は感情面も関係していそうだなと感じました。
臨床経験の中でなんとなく感じるのです。
なので、施術に入ってすぐに心の話をしました。もしかして何か我慢していませんか?と尋ねたら、クライアント様の目に涙があふれてきました。それからはずっと泣きっぱなしでした。
症状の原因のもとをたどると多くの場合、何か我慢しているのです。そしてその我慢していることすら忘れていたりします。だから腰痛などの症状になって、気づいてもらえるようにメッセージが出ているのです。
そのような抑圧した感情に気づくと感情のエネルギーが解放されていきます。まずはそのような感情を抱えていたことに気づくことが大切です。
ご本人は長く続く腰痛の原因が骨盤の歪みから来ていると思っていたようですが、実はさらに深い原因として感情のエネルギーがあるのです。まずはそのエネルギーに気づいて味わって解放してあげると体は軽くなります。
まさか涙を流すとは思わなかった、と言われますがこのようなことはよくあります。それだけ我慢して頑張ってきたのですから、そんな自分の身体や心に対していたわりの気持ちをもって接してあげると体は楽になるのです。