- Blog記事一覧 -「ただ在ること」ヒーラーとして大切な在り方
ヒーラーにとって大切なのはその人自身の在り方だと思っています。
テクニックよりもずっと大切なものだと思います。
ヒーリングとは量子レベルの同調であり共鳴です。
ヒーラーの在り方が調和していると、クライアントも自然と癒されます。
それがヒーリングの本質です。
各種セミナーや講座に参加してたくさんのテクニックを覚えている人ほど凄いというわけではありません。
そこはあまり重要ではありません。
それはそれで悪いことではないけれど、もっと大切なことがあります。
一緒にいるだけで癒やされてしまうような存在がいます。
野生のイルカだったり飼っているペットだったり自然の風景だったり。
それらはヒーリングのテクニックを使っているわけではありません。
自然と調和した状態で「ただ在る」のです。
人間でもそういう存在に癒されることがあります。
音楽家の演奏やスポーツ選手のプレーや畑仕事をしているおばあさんや職人の仕事ぶりに触れて癒されることもあります。
それもヒーリングの一種だと思っています。
その人が調和した状態でただ在るときに、そこに一緒にいるだけで自分も癒されてしまうのです。
心が安らいだり感動したりします。
そのような在り方についてさらに詳しく解説してみます。
思考が静かになっています。
穏やかで平安な気持ちです。
瞑想しているときのように心がシーンと鎮まっています。
イライラしていたり、頭であれこれ考えすぎているときにはヒーリングモードには入りにくいです。
思考が静かになるほどに至福感を感じやすくなります。
幸せは一般的には何か条件がついていることがほとんどです。
何かを得たときに幸せを感じます。
しかしそのような条件付きの幸せは長続きしません。
望みが満たされたときは一時的に満足できますが、すぐにまた別の欲求があらわれ、新たに幸せを追い求めるようになります。
ほとんどの人が常に幸せを追い求めています。
裏を返すと「今は幸せではない」ということになります。
ここで言う幸せは無条件に今ここで幸せを感じることをいいます。
今この瞬間にありのままに委ねます。
身体の感覚、起こっている思考に気づきます。
それらを無条件に受け入れリラックスします。
そうしていると穏やかな安心感に包まれます。
音が聞こえる向こうにある静けさに気づきます。
今に在ることでエネルギーと繋がります。
瞑想とヒーリングはいろいろと共通している要素があると思っています。
瞑想をして心と体が静かになると、生理的なバランスも整いますがこれもヒーリングが起きているという見方も出来ます。
余計な思考が鎮まり「ただ在る」ときに必要なことが起こり、ヒーリングの場が創られます。
テクニックよりもそのような在り方が大切と思っています。
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