- Blog記事一覧 -スピリチュアルな生き方

スピリチュアルな生き方

2021.03.24 | Category: スピリチュアル

見えない世界に興味を持って30年近くなります。
そんな私が考える「スピリチュアルな生き方」についてまとめてみます。

いろいろな解釈があると思いますし、自分の考えが絶対に正しいというわけではありませんが、自分用のまとめとしても整理しておきたいと思います。

スピリチュアルとは?

まず言葉の定義を調べてみます。

英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態。

引用:Wikipedeia

ウィキペディアではこんな感じでした。一般的には見えない世界や霊的な事柄に関する分野というイメージがあります。もっと解釈を広げると宇宙人や天使や占いや宗教や精神世界全般についての分野でもあります。

様々なジャンルがありますが、私の捉え方を解説します。

スピリチュアルの捉え方

基本的な捉え方としては、私たちの目の前に広がる見える世界の背後には法則が存在します。自然の法則や宇宙の法則として知られています。それらをうまく活用して人生に活用していくことがスピリチュアルな生き方と思っています。

交通ルールを知らずに車を運転すれば事故に遭う確率は高まるでしょう。同様に宇宙のルールを知らずに人生を生きればトラブルや災難が起こる確率が上がるのではないでしょうか。宇宙大自然の法則、摂理を理解し実践することで何かと生きやすくなったり健康に豊かに人生を送れる可能性が高まるように思います。

間違った付き合い方

一方で間違った解釈や付き合い方もあります。

  • 怪しいから嫌いだ
  • 現実逃避
  • 依存
  • スピリチュアルビジネスのカモになる

怪しい世界だから受け付けない

目に見えない世界は一切信じないという人もいます。そういう世界は怪しいから嫌いだという人もいます。しかし、法則が存在する以上このような人も法則の支配下にあります。「私は神も仏も信じない」という人が水晶の数珠を身に付けている場合もあります。スピ系は嫌いと言いながら初詣に必ず行く人もいます。

その人の中でスピリチュアルな世界の定義もまちまちですし、それを怪しい世界として遠ざけるのはもったいないような気もします。でもそのような考えで楽しく生きている人もいますから本人が望まない限り周りから無理に世界観を押しつける必要はありません。

現実逃避になりがち

リアルな生活の中に問題が多く、現実逃避としてスピリチュアルな世界に救いを求める人もいます。現実を見たくない、考えたくないけど、スピ系の情報はホッとしたり安心したり出来ることも多いのでそこに溺れてしまうのです。

リアルな現実をしっかり生きていくためのスピリチュアルですから、現実逃避のためにその世界に逃げ込むのは最初のきっかけとしては良いかもしれませんが、ずっと問題を先延ばしにして現実から逃げ続けるのはあまり健康的な生き方ではないように思います。

依存してしまう

特定のモノや人に対して依存してしまうのも良い関係とは言えません。そのモノがないと不安で生きていけない、その先生やその団体に所属していないと不安になる、という場合には依存してしまっている傾向があります。

様々な効果を謳ったグッズがあります。そういうものを身に付けて安心感が得られたり、実際に効果を感じられるのは悪いことではありませんが、あまりに頼りすぎて依存してしまうとバランスがおかしくなります。個人的には特定のグッズに頼る姿勢は避けたいと思っています。

スピリチュアルビジネスのカモにされる

目に見えない世界のことがわかる人に対して、私たちはすごいと思う傾向があります。宇宙人のメッセージを語るチャネラーや前世を教えてくれるヒーラーや、いろいろなことを見通す占い師など。依存して言いなりになって多額のお金をむしり取られる人たちもいます。

お金を稼ぐことは悪いことではありませんが、目に見えない世界のことは真偽を確かめようがない場合もあります。高額な講座やセミナーに投資してほとんど何も得られなかったということもあります。自分の人生にとって本当に必要なことなのかしっかり見極める必要があります。

最初はうまくおだてられたり乗せられたりしてのめり込んで、あとになって問題が生じたり後悔したりという話も時々耳にします。やはり誰かに頼る気持ちが強いときにそのような目に遭いやすいと思います。

スピリチュアルな生き方とは

私が考えるスピリチュアルな生き方とは、誰かや何かに頼るのではなく、自分が宇宙の法則を理解して実践して本来の自分を表現しつつ生きていくことと捉えています。

ここで言う「自分」ですが、二つの自分があります。それは「自我」と「真我」です。自我はエゴや思考とも言い換えられます。真我とはハイヤーセルフ、ソース、ワンネスとも言えます。

どちらが正しいとか間違っているというのではなくどちらも自分です。この双方の視点から捉えることで世界が広がります。

自我の視点

自我とは大いなる存在から分離した自分です。この肉体をまとった他人から独立した自分。この自分が幸せになりたいと願うのは人類共通です。そのためにスピ系知識を活用する人も多いでしょう。引き寄せの法則、願望実現、成功哲学といったものは自我の目線がベースになっています。

真我の視点

この自分と思っていたものは実は幻想で、自分は存在しないという考えがあります。非二元やノンデュアリティと呼ばれている世界観です。そこに気づくことを目覚めや悟り・覚醒と言います。分離した自分はいなくて本当はすべてが自分だったと気づくのです。ワンネスとはこの世界がひとつのエネルギーだったと気づくことです。その視点が真我の視点です。

自我と真我の視点はまったく正反対で矛盾しているようにも思えますが、どちらも同時に真理を表しています。
それがわかると世界の見方が変わってきます。

自分が心地よく生きられる視点から、スピ知識もうまく活用して生きていければよいと思います。

 

■関連記事:スピリチュアルの落とし穴>>


アクセス情報

所在地

〒983-0833
宮城県仙台市宮城野区東仙台1丁目8-20B

JR東仙台駅から徒歩3分

駐車場

2台完備

休診日

日曜・第2第4木曜