- Blog記事一覧 -津留さんが、心から伝えたかったこと。
先日、津留晃一さんの別の本を読んでとても良かったのでこちらの本も買って読んでみました。
私は学生の頃から何のために生きるのだろうと考えていました。20年以上納得のいく答えと出会えていませんでした。精神世界の本などには魂の成長のためなどと書かれています。たしかにそれはそうだと思うのですが、腹から納得は出来ていませんでした。
輪廻転生を繰り返しながら、今回の人生では今回の人生のテーマを持って生まれてくる。そのテーマに取り組むために必要な出会いや出来事があらかじめ用意されている、という考え方もあります。それもなるほどと思います。
今回の人生はある使命を持って生まれてきているという考え方もあります。それもなるほどと思います。でも本当かどうかは確かめようがありません。それを信じることで生きやすくなったり、心が楽になるのであればそれはそれでいいと思います。
自分の中でも、だいたい「魂の成長」「魂の修行」「使命の遂行」「課題に取り組む」などの考えを取り入れていました。でもそれらは本で読んだり、誰から教わったことであり、自分の感覚としては本当にそうなのか?という疑問は残っていました。
それがようやく最近になって答えらしきものと出会えました。自分が出会う人や情報から同じ答えが立て続けに示されて、それまでの考え方と少し変わっていたのです。そしてこの本にも同じ答えが書かれていて、何かストンと腑に落ちました。
今の自分にとってしっくりくる考え方だったのです。そしてその考え方を受け入れたことで一気に心が軽くなりました。それ以前は別の考え方に心を支配されていたことに気づいたのです。
自分では支配されているなどと思っていなかったのですが、無意識領域で信じていることは心を支配されていることと同じだなぁと思いました。固定観念は、観念ががっちり固定されているからこそ固定観念と言います。
当たり前に信じているから、固定観念であることにすら気づくことが出来ません。でも大半の人が何かしらの固定観念に縛られて生きていると思いました。自分の観念に気づくことで他人が縛られている観念にも気づきやすくなります。
固定観念をどんどん外していくと自由で楽に生きられるようになると思いました。そんな気づきが満載の本でした。
エネルギーバランスが変化して心や体が軽くなることをヒーリングとするならば、読書によるヒーリングもあるかと思います。私は津留さんのこの本を読んでからとても心が軽くなりました。
自分の固定観念に気づき手放したことで一気に心が軽くなったのです。何十年も縛られていた観念でした。観念の浄化によって心身の状態や人生も大きく変化する可能性があると感じます。
自分の心が軽くなる本を読むことはヒーリング効果があります。でも今の自分にとって必要な情報は人それぞれです。ある人にとって心が軽くなる本でも、別の人が同じように心が軽くなるとは限りません。
それに読むタイミングもあります。私は10年ほど前にも津留晃一さんの本を読みましたが、その時はあまり心に響きませんでした。それから10年ほど経過していろいろなことを学んだり実践して来てそれで読んだからこそ、私にとっては良かったのです。
それがちょうどよいタイミングだったのです。その人の経験や考え方や魂の成長度合いなどのタイミングによって、心に響くメッセージは違うのです。精神世界やスピリチュアルなことが書かれた本でも内容はいろいろです。
読書に限らず今自分がどう感じるのか、という感性を大切にしているときっと必要な情報は自然と引き寄せられてくると思います。