- Blog記事一覧 -瞬間ヒーリングQEの活用
昨日来院した常連クライアントさんからこんなことを言われました。
「先生が触れると身体の中に温かいものが流れ出すんです。何か気功とかヒーリングとかやってるんですか?手から何か出しているんですか?」
当院の多次元操体法は手技でありながら同時にヒーリングを行っています。とは言っても特に何か特別な事をしているわけではありません。むしろ余計な事をとにかくやめてきたらヒーリングが起こるようになったのです。
瞬間ヒーリングの秘密という本があります。フランク・キンズロー博士が書いた気づきとヒーリングの本です。以前にもこのブログで書いたことがありますが、私はこの本を読んでとても役に立ちました。
瞬間ヒーリングの秘密―QE:純粋な気づきがもたらす驚異の癒し
この本の中に中指の実験というのがあります。最初にこの実験をしたときに衝撃を受けました。何もしていないのに片方の手の中指の長さがグーンと伸びるのです。
左右の手首のしわを合わせて、中指の長さを比べてみると私はいつも右手の中指が短いのです。短い方の中指を選んで実験します。左右の長さの差がない人はどちらでも良いので右か左かどっちかの中指を選びます。
その選んだ中指に一分間ただ気づき続けます。ただそこを意識するだけです。そしてまた手首のしわを合わせて中指の長さを比べてみてください。気づきを向けた中指の長さが伸びているでしょう。
昨日のクライアントさんにも施術中にこの実験をしてみたら、ものすごく指が伸びてびっくりしていました。意識を向けるだけですごい変化が起こるのです。
これは一つの実験に過ぎませんが、この原理をヒーリングにも活かしています。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?はっきりしたことは私もわかりません。でも確かにこのような変化は起こるのです。
過去に自分だけでなく、いろんな人に試して実験してみたのですが、ほとんどの人がかなり指の長さが変化します。特別な訓練をしていなくてもヒーリングセミナーに出たことがなくても皆さん変化します。
瞬間ヒーリングを読んで、気づきの重要性とその影響の大きさに気づかされました。気づくということを意識的に生活の様々なシーンで取り入れるようになりました。むしろすべての瞬間に気づいているべきだと思うようになりました。
気づいていない時には、思考に意識を乗っ取られています。何かしら考えている時は今この瞬間の気づきが失われています。失われた気づきを取り戻す。今この瞬間にただありのままに気づく。ただそれだけでヒーリングが起きていくのです。
今この瞬間に気づくということは悟りなどについて書かれた本に良く書かれています。この気づきとヒーリングをドッキングさせて書かれたものはフランク・キンズローさんの本で初めて読みました。
マインドフルネスや瞑想をすることでリラックスしたり、健康面でも良い効果があることが知られていますが、それらの行為も実はただ気づくだけなんですよね。